プロフィール

11/5(月)会津坂下日持ちセミナー。会津の露地ユーカリ

■2018年11月6日(火)

 本日と明日は、かすみ草ハウスの解体の継続。
 本日夕方、会津田島(通院)。
 8日は昼前出発し上京し夕方都内訪問、9日福岡市・10日熊本県八代市で日持ちセミナー。講師は札幌の薄木さん。11日に帰郷、夕方、分藤さん(からむし工程の記録作業)。12日(月)午前・通院。

 九州行き前に、12月1日の昭和村公民館での昭和学講座の資料。『広報しょうわ12月号』の原稿をまとめる。


■11月5日(月)晴れ、会津坂下町での花の日持ちセミナー

 午前10時40分、北会津町真宮の便利店711集合で、会津坂下の佐藤充さん・弥さん親子、日持ちセミナー講師等5名(松島義幸さん・樋口博紀さん・中曽根健さん・水野澄人さん・堀田強さん)で、十二所の山内庄一郎さんのユーカリ圃場を訪問・視察した。11時~50分ほど。
 南会津町田部の湯田浩仁さん・江美さんがすでに圃場に到着しておられた。江美さんから青い靴カバーを借りて、露地の圃場へ。5年ほど前に水田転作で草花・枝物等圃場としている2.1ヘクタールの園地の、特に13品種導入されているユーカリを視察した(60アール)。
 通常の作型として、3月播種(トレイ)、5月定植、10~11月出荷で、越冬させず1年草扱いで栽培している。

 北海道長沼町の堀田強さんから、特に、商品性を高めるサイズ・価格帯での出荷について、視察しながら私は話を聞いた。
 一行は充さんの先導で新鶴のハッタンドーで昼食し会津坂下町見明のセミナー会場へ。

 私たちは、準備のため、視察圃場で別れて、農業総合センター会津地域研究所(旧・会津農業センター、会津坂下普及所)に向かった。
 すでに野田さんらが会場設営して下さっており、受付資料等の準備をした。昭和村でかすみ草栽培研修をしている金生(かねき)晃さんが、いちばん最初の来場者で、開始一時間前に到着され、受付資料の準備を手伝ってくれた。

 14時から開始、16時に終了。65名の参集者。後片付けを30分で行い、坂下町内のドライブインほりで夕食を食べ、解散した。開始前の駐車場案内係(手代木進一さん・湯田浩仁さん・充さんら)、後片付けを手伝ってくれた皆さん、16名。
 19時20分に解散。講師陣はレンタカーでJR郡山駅へ。

 夕食時に、堀田さんの右側の席となったので、東京の高校時代のオチケン(落語研究会)の話を、ノートを取りながら聞いた。北海道での最初の栽培品はタマネギ。そして金魚草、、、そこからトルコギキョウ等の栽培、多品目草花栽培、、、と。10月30日の圃場、夜の会合、今回が3回目の取材。

     → 松島義幸さんの報告(ブログ:クロスオーバー)


■私は、生産農家が規模拡大で、自然災害・燃料費高騰・輸送費高騰、種苗費、、で倒産している事例(先行投資型倒産)を多く見ている。
 経営は利益率・採花率重視とし、経営の目的は経済的自立(収入)と自由時間の拡大(労働に拘束されない)にあること、つまり経営効率をすることが目的ではなく、手段であることの確認を最初にお話しした。
 経営効率を上げた分を経営規模の拡大にまわすと負のスパイラルに向かっていく。つまり自由時間が無くなり、家族が崩壊する。そのためには、小規模家族経営という基本を重視し、経営効率を高めていき、安定生産軌道になった時点で経営面積を3割ほど減らすことを目標として、品目の多角化を目指す(その場合、基本品目7割は維持)。
 仕事の目的を規模拡大・出荷量の増大にはおかない重要性を、関係価値重視の社会転換となっていることなどからお伝えした。

 積雪地帯での営農は夏秋に稼ぎ、冬に休める・自分の時間を作ることができる良さがある。その良さも確認する必要がある。


 経営効率を高め、仕事を通じて社会と関わる関係価値の創造に時間を使うようにしていくと、たいへん充実した日々となる。日持ち・品質管理は、繰り返し購買してくれる仕入・消費になり、一本の花を大切に扱うことにつながる。





防風・バンカープランツのソルゴー


ユーカリ圃場

北会津町山内庄一郎さん圃場

北海道長沼町 堀田強さんの名刺

↓堀田さん






商品化にあたっての規格の要点を
堀田さんから、学ぶ。





ユーカリ(2年生)


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セミナー
















樋口さん


中曽根さん


水野さん(一本一花のユリ)

AFM 60cmのユリ(球根付き)





受付

『園芸探偵3』は、希望者のみ配布。
ほぼ無くなる。


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■11月7日~9日→ オランダの展示会IFTFのかすみ草、ダンジガー社