プロフィール

11/24(土)台中、台湾4日目。風邪をひく。

■2018年11月24日(土)台中の南投県草屯鎮


 今日は、午前8時10分、宿のロビー集合で、霧社事件のあった仁愛郷を、地元の方の運転する自動車に乗ってセデック族のからむし生産・織りを訪ねる。午後に草屯まで戻り、工芸研究センター等を視察する。


 台北、桃園と雨で17℃ほどと寒く、風邪を引いてしまった。寒暖の差が激しい。薬を飲んで、調整。


 24日は夕方に台中駅から新幹線(高速鉄道)で台北に北上する。遠藤さんは25日の朝に日本に向け帰国し、私たちは台北松山から台東飛行場に移動する。午後に2時間、日本のからむし文化についての講義をする。砂糖工場のリノベーション施設(再生利用)で、すでに40名の受講者は集まり募集を打ち切っている。午前は少数民族の衣料の専門家の許老師が講義(からむし)をしており、それを受けて私が日本のことを説明する。その後、布農族の集落に向かい、民宿に泊まる。

 馬さんは今日、鉄路で自宅のある東海岸の花蓮まで戻り、自家用乗用車にて台東まで25日昼に来られる。



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■11月23日(金)桃園の孫老師の工坊での講座の2日目で、からむしの糸作り、ヨリカケ(撚糸)の実演・体験。
 終了後、桃園駅から台湾高速鉄道南下で、台中駅へ。17時で薄暗くなってきている。駅の改札には数百人が列を作り並んでおり、出るのに時間がかかった。
 選挙が島内で行われるため、台北・桃園・台中とも、旗を持ち列を作って指示を訴える行列(虫送りのような)が街路を歩いている。時折、花火も上がる。


■台中新幹線駅で、草屯鎮(南投県)で大面積に木藍の栽培をして、アイジョウ(藍錠)を生産されている男性の方が迎えに来てくれる。会うのは4度目になる。

 車で無料の高速道を30分ほど南下し、藍染め工坊を視察。その後、会食し、草屯の繁華街にある宿に着いて、チェックインしたのが20時。宿代は現金で払う。2000台湾ドル。


 20時30分に4名の来客があり、計8名で打ち合わせを1時間。来年4月14日から1週間の日程で20名ほどが三島町・昭和村の手仕事文化を視察に来たい、ということでの打ち合わせ。持ち帰り、帰国後、村役場のからむし振興室に申し送る。



■飲料水が無くなっており、ペットボトルのミネラルウォーターは500ミリのものが1本、宿の部屋に無料で置いてあるものを利用している。室内では水道水を電気湯沸かし器で沸騰させたものを冷まして飲んでいる。








孫老師。
静岡県産のからむし品種
青心系



実演






実演



藍染め(草屯)


夕食