■2018年11月25日(日)
今日は朝に、台北松山空港に宿からタクシーで移動し、昼着の台東市行きの航空機で移動。午後に講義が2時間。風邪。同行した遠藤さんは7時30分発羽田行き航空機で帰途。
夜は布農族の集落泊。
昨日の総選挙で体制がまた変わるようだ。
■11月24日(土)晴れ、台中。
午前、仁愛郷のセデック族のからむし調査。
午後、草屯鎮の遊漆工坊。
午後6時、台中駅から新幹線で北上し台北。1時間。
午後7時30分、タクシーで宿着。
夜、宿でインスタグラムを見ると、四国徳島木頭の玄蕃さんが謹呈した『暮らしと繊維植物』について、書かれていた。
以下その内容を再録してみます。
→ 玄蕃さんのインスタグラム11月24日
gmacco3
できたてのすごい本を送っていただきました。菅家さんは以前木頭に太布の調査に来られたのですが、聞き書きの手法や調査研究する姿勢や極め方が本当に素晴らしく、目指したいけどとても真似できない、尊敬してやまない研究者のお一人です。普段はかすみ草農家をされながら、あちこち実際に足を運んで集めた第一次情報はどれほど膨大なものか、この一冊の内容を見ても推して知るべしです。
福島県昭和村に伝わる「からむし」という植物の繊維から糸を作り布を織るからむし織の研究をメインに、太布織の記述もあります。当時取材を受けたアイコばあちゃんはつい先日亡くなりましたが、アイコばあちゃんの証言がこうして形として残してくださったことも本当にありがたいことです。
聞き書きと記録。菅家さんの足元にも及びませぬが、私も私なりに続けていかねばと思いを強くする一冊です。ありがとうございました。