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11/26(月)台湾台東市の布農族の村滞在2日目 からむし調査

■2018年11月26日(月)台湾南東の台東市延平郷、曇り。

 午前6時30分、外が明るくなる。

 今日は朝7時から、集落内のからむし畑の調査。3種類を認識しており、そのなかの1種類を栽培している。

 9時から、桃園の孫老師のからむし教室がこの集落で開催される。講師は孫老師、洋子さん。通訳は馬藍さん。午後4時ころまで。その後、自動車で30分ほど、台東市街に行き、宿に泊まり、27日に台東→台北松山空港と空路移動し、桃園国際空港に陸路移動し、そこから航空機にて帰国する(沖縄へ)。風邪。

 
■25日は、すべての荷物を持ち(スーツケース25kgにまとめ、それ以外は手荷物で4個)台北松山空港から立栄航空にて台湾の南東部の台東空港まで1時間、プロペラ機の小型機での移動。離陸後から山岳地帯を抜けるまでは揺れた。
 山岳地帯から東海岸の海上に出て南下し台東に向かう。

 台東空港からタクシーで翌日(26日)に宿泊する商人宿にスーツケース等大きな荷物を預けて、カメラや必要な機材だけにして布農族の集落に向かう。馬藍さんは台北から北回帰線の鉄道で2時間30分で花蓮市に深夜帰宅され、そこから25日の朝8時30分に自家用乗用車を運転して東海岸を南下し、正午に待ち合わせの台東市内の場所に来られた。
 日曜で、土曜の選挙が終わったばかりで人が多く、昼食場所も多くの人々がおり、モスバーガー・ショップで昼ご飯とした。

 台東市内から移動し、市街地のもとサトウキビの工場跡地の再生利用施設で午後2時から、からむし文化の講義を2時間行った。原住民の出自の若い方々(パイワン族、ルカイ族、プユマ族、アミ族、ブロン(布農)族、、、など)20名ほどが受講された。午前中は台南の専門の先生の講義(伝統衣料、台湾のからむし文化)が行われた。

 偶然にこの施設に立ち寄られた日本人男性がおられた。千葉県習志野市袖ヶ浦の「風組・渡邉設計室」の渡邉義孝さん(広島県の尾道空き家再生プロジェクト理事)。台湾島内のかつての日本人居宅家屋の調査・スケッチをされている。


 講義後、馬藍さんの運転する自動車で山岳と平地が接する場にある布農族の集落を再訪する。1年ぶりになる。

 民宿の夕食後、外の机で、2名の女性に、2時間ほど通訳してもらいながら、からむし文化、特に禁忌等について聞く。お二人とも1964年生まれ。
 台湾語(中国語)での話を日本語に翻訳してもらい、固有名詞や行為・作業の呼称については布農族の言葉を採録した。



■写真は11月24日の台湾中部の仁愛郷のセデック族のからむし調査、25日の台東の布農族のものをインスタグラムに掲載した。→ 菅家インスタグラム


 撮影データ等は、旅時にすべて消失することを想定し、できるだけ印象的なものはインスタグラムに掲載する。ただタブレットで撮影していないので、デジタルカメラで撮影、ブルートウースでタブレットに写真データを転送し、そのなかの一部をアップロードしている。