昨夜、期待していた降雨にはならなかった。
■5月27日撮影、小中津川の気多神社参道の白いクレマチスと、群馬県の妙義山「白雲山」石碑(おふだを納めたと思われる)。歩いて、伊南川から尾瀬(沼田街道)、群馬県へ。明和八年 1771年の記銘がある。
和名で仙人草(センニンソウ)はクレマチス。
もとホウインサマ(修験)の家であり、白雲山と縁があるのだろう。
同様の石碑は中向の春日神社前(現在はコブガハラのお札を入れている)、
妙義山記銘の石灯籠は大芦のコスモス美容室前にある。
いずれ防火・鎮火等、の江戸時代後期のもので、現在の群馬県山中の聖地である。法印が代参しオフダを請けてきたものだろう。修験道廃止の明治初期は時代の転換期で、
明治期になると集落を火災から護るのは、栃木県鹿沼山中のコブガハラ様(古峰神社)に転換し代参のシステムを庶民の輪番制となる。現在も継続している。
→クレマチスの栽培方法
気多神社参道(昭和村小中津川)
安政五年の灯籠 1858年
大芦で伊之重が生まれた翌年に建立
大芦で伊之重が生まれた翌年に建立
平成五年灯籠
白雲山
明和八年 1771年
石碑とは無関係であるが、
この年、白石(現宮城県)より川口山内氏が
下中津川へ来る。
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■白雲山ルート(群馬県) → 妙義山の白雲山(相馬岳)は奇岩が林立する迫力のある山容で、一般登山道の中では最高難度のルートです。 以下引用
岩の性質上、足がかりが浅く乏しい為、懸垂しながら鎖を全力で握り、腕力で身体を引き上げることを強いられます。
滑落防止のためには、片腕だけで全体重を支えることのできる腕力が必要で、雨天時や雨が続いた後などは登山を控えることが賢明です。
ルート上には三か所の難所があり、最も難しいのは、奥の院にある三連で鎖が架かる斜度約60度、30mの岩壁です。
深い樹林帯の中のため、岩が湿って滑り安くなっている事も多く、その場合には、さらに難易度が上がります。
次に難しいのは大のぞきからの下りにある滑り台状の三連30mの鎖場です。
鎖がついているものの岩場の凹凸が少なく、足掛かりが浅いため滑りやすく、懸垂して下降します。
三番目はビビリ岩と呼ばれる所で、岩の斜面に鎖が3段に付けられた高度感のある場所ですが、ホールドは豊富です。