■2020年5月25日(月)小雨
今朝は重く黒い雲が低くあり、降雨が予想された。
午前4時30分から大岐の西側山塊でアカショウビンが盛んに鳴く。
境ノ沢圃場の天狗様鳥居の付近ではツツドリ。
岩下の丸山では今期初になるカッコウ。
ホトトギスは大岐集落で数日前に鳴き声を聞いている。
ジュウイチを入れてホトトギス類は4種夏鳥として渡ってくる。
朝5時30分から1時間、大岐センター前の花植え作業が行われた。
■朝、草刈り機で、多年草植物の地上部を刈り込んだ。
ベロニカ・スカイラー、洋種ヤマゴボウ、トウゴボウ、エリンジューム・ブルーベル、エリンジューム・Oブルーの5品目。
からむし焼きの現代的意味を考えると、この時期(セツという)に、地上部生育分を刈り取り(焼いて)今後出てくる揃った地上部植物体を利用する、という方式。
春の初めに出る地上部(芽、茎)には大小があり、不揃いになる。それが摂理であるが、営利栽培の場合、後工程の作業を考え、均一的な植物体を求める、、、、それがよいとされてきた(現代的にはそれはどのような意味があるかは考えなければならないが、近世から近代ではそのように考えられてきた)。
露地栽培は、気象変動を植物体が取り入れて対応した結果の形で、不揃いのものにこそ価値があるのだが、それを理解して仕入れる人はとても少ない。営利栽培というのは、変化すべき時代になっているが、オランダ理論の規格商品に慣れた仕入れから、枝物、切り出し山の草花を利用してきた価値観を理解できることを少し進めなければならない。
■