■2025年5月19日(月)
・作夜、上平の和孝さんから電話をいただいた。通電は、電灯(電力)の株(出資した)に入った人。上平では10軒のうち6軒が加盟したが、4軒はランプ(灯油)のままであった、という。
■2025年5月18日(日)曇り
・大岐の南扇状地様の傾斜畑地の「たかばたけ」。その角畑という場所で、朝5時から、かすみ草の苗を植えていた。その南山塊のコナラ林の葉が展開し、数日前からハルゼミが晴れ間に少し鳴く。その場所で曇りの朝、アカショウビン(夏鳥)が鳴きだした。その場所の前には当地最大の水田が広がる場所だ。イネは植えられていないが、、、、、
大岐集落で、午前、ホトトギスが鳴いた。村を見下ろす「おあたごさま」のコナラ林からだった。
かすみ草の苗植えしているとき、6時ころ、アカショウビンの鳴いた場所から低空で、鳴きながらノスリが羽ばたきながら北に向かっていく。巣に向かうのだと思った。夕方は巣の場所と思われる場所で、盛んにノスリが鳴いている。そして夕方、トビも鳴いている。カラスも鳴いている。
一方、水の流れない用水路は、水田だった場所に水を送ることもなく、カエルの数も減った。河川からカジカガエルの鳴き声が優勢になっているが、まだ時期的に弱い。雪解け水がようやく河川から撤退し、河床が見えるようになってきた。
・300種近い少量で、多品目の草花、露地草花を栽培し10年になろうとしている。多品目から当地にあった植物を選ぶための手法で、いずれ止めなければならない植物が多くでてくる。そのひとつが、2017年に植えたエリンジューム・ブルーベルである。当時、スミカの永島さんに勧められた。露地の圃場(水田転作畑)は、除草ができず、除草剤を使用しない農法のため、草に負け、越冬時の野ネズミ食害もあり、3割程度しか残っていない。いや3割残った、といえるのかもしれない。
昨年から、ここはもうトラクターで耕耘・耕起して、作物はすべて土に戻そうと考えていた畑のひとつである。それ以外にも今年は数カ所、すべての植物を耕して土に戻す予定にしている。試験研究は終わりに近づいている。土地柄に合って、首都の需要に合う植物群が見つかっているからだ。
経営の判断は、止めること、止めるものを見極め、選択していく、、、、と言われている。
しかし一方で導入して営利として成立しないが、植物として魅力あるものも多く、それは1カ所に植物園のようなかたちで少量残す、ということも考え、2023年9月に北海道滝上町の陽殖園を訪ねた。
・植物を植えた圃場で、廃棄することを検討しているエリンジューム・ブルーベルの畑を5月18日の午前10時ころ、歩いた。行き届かない草むらが雪で倒され褐色の植物残渣(地上部の枯れ)を踏んで畝間を歩くと、巨大なアオダイショウが出て来た。
胴の太さは直径5cmほど、長さは1mを超える。腹はふくらんでいたから、野ネズミを飲んだ(食べた)のだろう。
褐色の倒れた草の下にもぐり、すぐに見えなくなった。
この春になってはじめて冬眠から目覚めたのだろう、ヘビを見た。
ヘビは野ネズミ食害の植物越冬株を守る、守護神である。ただし冬眠期間は、仕事を休んでいる。
春に野からヘビ、アオダイショウを捕まえカスミソウ越冬株の畑のビニールマルチのネズミ穴に入れる生産農家の方が我が地区おおまたにはいた。いまは亡くなられたが合理的な生活技術である。
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■JFMAの小川孔輔先生 5月17日 → 【農業大改革の書籍】久松達央さんからのメール(インタビュー依頼)
2016年の和郷園の木内博一さんの著作『結農論』(亜紀書房)。
あるいは久松さんの著作、、、
小川先生は、以下のように書いている。
4 久松さんの質問に対する補足(商業と農業の違い)
①標準作業マニュアル(『しまむらとヤオコー』を参照) ◎共通
②川上(農業)と川下(商業)のちがい △
商業は、顧客に近いので立地選択(多店舗展開)で顧客を直に確保できる
農業は、顧客までの距離が遠いから、販売先の確保が必要(提携)
③変化対応:スクラップ&ビルド 〇
商業は、店舗レベルでの改装、業態・立地開拓
農業は、需要に合わせて栽培品目(品種)を変えていくことが必要
④季節変動に対する対応 共通◎
商業は、MDを季節ごとに変えるだけ(52週MD)
農業は、播種のタイミングと品種品目選定
⑤技術開発と機械化
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■オランダ発フローラルデイリーはアメリカのガーデニングについて。5月16日。
→ US: Gardening booming despite economic uncertainty
(自動翻訳)
関税、経済不安、そして寒波の中、ガーデニングはアメリカの明るい兆しだ
米国:経済不確実性にもかかわらずガーデニングブーム
世界が不透明になると、アメリカ人は植え付けに取り掛かります。これは、ガーデンメディアグループが先日発表した「ガーデンパルス:2025年春の分析」の核となるメッセージであり、小売業者が感じていたことを裏付けています。つまり、ビートの収穫は続くということです。
他の業界では来店客数の減少や売上の減少が報告されている一方、園芸業界は寒波、消費者の慎重姿勢、そして関税による経済不安にもかかわらず、堅調に推移し、成長を続けています。春先の天候不順にもかかわらず、2025年の園芸センターの売上は2024年比でわずか3.9%減にとどまり、2020年の同時期と比べると依然として大幅に増加しています。
「ガーデニングは常に不況に強い」と、ガーデンメディアグループの社長、ケイティ・デュボウ氏は語る。「2008年、2020年、そして今また2025年、私たちはお馴染みのパターンを目にしています。人々は経済的または感情的な不確実性に直面すると、文字通り原点に戻るのです。」
テキサスA&M大学の経済学者チャーリー・ホール博士は、「私たちの支出は、私たちの自信ほど不安定ではありません」と説明しています。言い換えれば、たとえ不安を感じていても、庭の手入れは一定しており、それが癒しとなることも少なくありません。
分析によると、2025年春のガーデニングに関するソーシャルメディアでの言及は、パンデミックが好調だった時期と同程度で、COVID-19以前の水準を大幅に上回っています。しかし、重要なのは量だけではありません。感情的な側面も大きいのです。投稿には、庭仕事に戻れた喜び、安堵感、そして深い満足感が表現されています。
データが物語っています:
独立系園芸センターの最前線での売上は2024年とほぼ同じで、食用と観賞用の両方の需要が堅調なため、2020年から27%増加しています。
全米野生生物連盟による野生生物庭園の認証は昨年比12%増加し、4月には2021年以来最多の新規認証者数を記録しました。これは、家庭での自然への関心が継続していることを示しています。
2025年3月現在、Square を使用しているガーデン センターでは、2024年と比較して処理粗利益が 8.6% 増加し、取引量が 9.3% 増加しています。
ガーデニングに関するソーシャルでの話題は依然として活発で、会話はポジティブな感情が中心となっています。FacebookとInstagramは依然として好調ですが、YouTubeやRedditといったプラットフォームは爆発的な成長を遂げており、2024年と比較してそれぞれ32%と36%増加、パンデミックのピーク時からは150%をはるかに超える成長を見せています。
消費者の支出が「欲しいもの」から「必要なもの」へと移行する中で、ガーデンセンターは独自の成長基盤を築いています。旅行や車の手入れ、その他の高額な買い物とは異なり、ガーデニングは目に見える成果と精神的な高揚感をもたらします。
希望を植える機会
経済の逆風が強まる中、消費者は文字通り希望を植えています。今こそ、コミュニティ、教育、そして繋がりを提供するガーデンセンターが、シーズンを通してその恩恵を受けるでしょう。
「メッセージは明確です。手を引いてはいけません」と、ガーデンセンター・グループの社長、ダニー・サマーズ氏は語る。「関税や予測不能な天候に直面しても、ガーデニングは依然として盛んです。今こそ小売業者は自信を持ち、存在感を示し、値引きをしない時です。」
今は規模を縮小する時ではなく、積極的に取り組む時です。簡単な DIY 造園キットから食用庭園の拡大まで、消費者は、コントロールを取り戻し、お金を節約し、家族とつながり、心の健康をケアする方法としてガーデニングを選択しています。
園芸センターが今やるべきこと:
ストーリーを取り戻しましょう。ガーデニングを不確実性への解毒剤として位置付けましょう。看板、メール、ソーシャルメディアの投稿を活用して、家にいること、庭仕事をすること、そして植物を通して健康に投資することの価値を強調しましょう。「在宅経済」の人々に訴えかけ、顧客がどこにいても栽培できるように促しましょう。
成長のためのホスト。イベント、クラス、実践的なワークショップを今すぐ企画しましょう。体験型イベントは集客とカートの容量増加につながります。種まきから花粉媒介者との植栽パーティーまで、お客様に来店する理由、そしてまた来店する理由を提供しましょう。
売れるものを在庫しましょう。需要の高い食用品や便利な園芸用品を優先しましょう。
豆、トマト、キュウリ、さらに種子テープ、マット、ペレット状のオプションも考えてみましょう。
あらゆる価格帯で、時間を節約し、成功を促進するソリューションを重視します。
手の届く贅沢品になりましょう。消費者はお金をより有効に使いたいと考えています。今日のベストセラー商品は、美しさと生物多様性、家の外観と不動産価値、健康と食糧安全保障という2つの目的を果たします。ミツバチとあなたの家族に栄養を与える植物?それが今、注目を集めている商品です。
現実的な持続可能性を推進しましょう。シド・ライシュは、チェーン店や輸入品に代わる、地元産で持続可能な選択肢となることを提案しています。化学薬品や高額な輸送費をかけずに健康的な食品を栽培することを推奨しましょう。家族でスクリーンタイムを緑豊かな時間に変えるきっかけを作りましょう。一緒に庭を作り、実生活のスキルを学び、自然と、そして家族同士の繋がりを取り戻しましょう。ガーデニングは、食糧だけでなく、健康、回復力、そして自立心も育みます。
サマーズ氏とライシュ氏は共に、「園芸センターには植物を売る力だけでなく、希望を植える力があります。そして今、まさに世界が必要としているのはそれなのです」と口を揃えた。
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(原文)
Amid tariffs, economic worries, and cold Snaps, gardening is america’s bright spot
→ US: Gardening booming despite economic uncertainty
When the world feels uncertain, Americans get planting. That's the core message of Garden Media Group's just-released Garden Pulse: Spring 2025 Analysis, which confirms what retailers have been sensing: the beet goes on.
While other industries report slowing traffic and declining sales, gardening is holding strong—and growing—despite cold weather, consumer caution, and tariff-fueled economic anxiety. Even with poor early spring weather, garden center sales in 2025 are only 3.9% behind 2024 and still far ahead of the same period in 2020.
"Gardening has always been recession-resistant," says Katie Dubow, president of Garden Media Group. "In 2008, 2020, and now again in 2025, we're seeing a familiar pattern. When people face financial or emotional uncertainty, they return to their roots—literally."
Dr. Charlie Hall, economist at Texas A&M, explains: "Our spending doesn't have the same erratic nature as our confidence." In other words, even if people feel uncertain, their garden purchases remain consistent—and often therapeutic.
According to the analysis, social media mentions of gardening in spring 2025 are on par with the pandemic boom years and significantly higher than pre-COVID levels. But it's not just volume—it's emotion. Posts express joy, relief, and deep satisfaction in getting back into the garden.
The data tells the story:
Frontline sales at independent garden centers are nearly identical to those in 2024 and are up 27% from 2020, with strong demand for both edibles and ornamentals.
Wildlife garden certifications from The National Wildlife Federation have surged 12% over last year, reaching their highest number of new certifiers in April since 2021. This signals continued enthusiasm for nature at home.
As of March 2025, garden centers using Square have seen a 8.6% increase in processing gross profit and a 9.3% increase in transaction volume compared to 2024.
Social chatter about gardening remains high, with positive sentiment dominating conversations. While Facebook and Instagram remain strong, platforms like YouTube and Reddit are now seeing explosive growth—up 32% and 36% respectively compared to 2024, and well over 150% from peak pandemic years.
And while consumer spending is shifting from wants to needs, garden centers are uniquely positioned to thrive. Unlike travel, car detailing, or other big-ticket splurges, gardening offers tangible rewards and emotional uplift.
Opportunities to p[lant hope
As economic headwinds grow, consumers are planting hope—literally. Garden centers that show up now, offering community, education, and connection, will reap the rewards all season long.
"The message is clear—don't pull back," says Danny Summers, president of The Garden Center Group. "Even in the face of tariffs and unpredictable weather, gardening continues to thrive. Now's the time for retailers to stay confident and visible and not discount."
Now is not the time to scale back—it's the time to lean in. From easy DIY landscaping kits to expanding edible gardens, consumers are choosing gardening as a way to regain control, save money, connect with family, and care for their mental health.
What garden centers should be doing right now:
Reclaim the Story. Position gardening as the antidote to uncertainty. Utilize signage, email, and social posts to highlight the value of staying home, digging in, and investing in wellness through plants. Speak to the "homebody economy" and invite customers to grow where they are.
Host to Grow. Schedule events, classes, and hands-on workshops now. Experiences are driving traffic and increasing cart sizes. From seed-starting to pollinator planting parties, give your customers a reason to come—and come back.
Stock What Sells. Prioritize high-demand edibles and convenience gardening products.
Think beans, tomatoes, cucumbers—plus seed tapes, mats, and pelleted options.
Emphasize time-saving, success-boosting solutions at every price point.
Be the Affordable Luxury. Consumers want their dollars to go further. Today's top-selling products serve two purposes: beauty and biodiversity, curb appeal and property value, wellness and food security. A plant that feeds the bees and your family? That's what's winning the cart.
Champion Real-Life Sustainability. Sid Raisch suggests you be the local, sustainable alternative to chain stores and imported goods. Promote growing healthy food without chemicals or heavy shipping costs. Inspire families to swap screen time for green time—building gardens together, learning real-life skills, and reconnecting with nature and each other. Gardening offers not just food, but wellness, resilience, and self-reliance.
Summers and Raisch both agree, "Garden centers have the power not just to sell plants, but to plant hope. And right now, that's exactly what the world needs."
Download the complete Spring 2025 Analysis
And on May 20 at 1 PM EST, Dubow will be hosting her first LinkedIn Live on this topic, streaming from her personal page.
For more information:
Garden Media
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■5月16日 → US: June 3 Field Day hopes to show the future of perennial flax
米国:6月3日のフィールドデーは多年生亜麻の将来を示すことを目指している
農業利用研究所(AURI)は、ミネソタ大学フォーエバーグリーン・イニシアチブ(FGI)と共同で、ミネソタ州ローズマウントのローズマウント研究アウトリーチセンターにて、6月3日午前9時から正午まで、「亜麻の未来を探る:多年生亜麻フィールドデー」を開催します。イベントは無料で、ご参加希望の方は事前登録が必要です。
3時間にわたるフィールドイベントでは、多年生亜麻を紹介します。これは、造園・園芸から繊維、油など、様々な産業で市場ポテンシャルを秘めた新しい作物です。この植物は現在、従来の農法で生育できるよう開発が進められており、5月から11月まで長期間開花し、2期にわたる収穫期の可能性を秘めています。
「多年生亜麻の栽培には多くの利点があります。まず、美しい青い花畑と花粉媒介者のための開花期間の延長が挙げられます。多年生亜麻は、1年に2回の収穫(油糧種子)、花粉媒介者へのサービス、繊維や切り花への付加価値、そして耐暑性と耐干性など、一年生亜麻に比べて多くの利点があります」と、ミネソタ大学園芸科学部の教授兼学科長であるニール・アンダーソン博士は述べています。多年生亜麻は、フォーエバー・グリーン・イニシアチブの対象作物の一つです。「収穫後、この多用途作物は、様々な産業の市場を拡大し、創出する可能性を秘めています。」
フィールドデーの参加者は、亜麻の栽培過程を実際に観察し、その成長過程を理解することができます。さらに、様々な業界のリーダーや専門家が、多年生亜麻の独自の利点と特性、そして繊維、花卉、食品、燃料といった新たな商業用途について講演します。また、このイベントでは、生産者やメーカーから販売者やイノベーターまで、バリューチェーン全体に関わる人々と意見交換し、交流を深める時間も設けられます。
「園芸、切り花、天然繊維、食品、燃料、飼料市場の企業にとって、この多用途作物の可能性を探り、多年生亜麻の継続的な開発に意見を提供する絶好の機会です」と、AURIの新規サプライチェーン事業開発ディレクター、アレクサンドラ・オストルンド氏は述べています。「他のステークホルダーと連携し、この新興作物の革新と価値向上に取り組むことで、多年生農産物に対する業界の需要が高まり、地域の職人や企業が主導権を握る機会が生まれるでしょう。」
Future of Flax フィールド デーに参加するには、こちらから登録してください。
詳細については、農業利用研究所
(原文)US: June 3 Field Day hopes to show the future of perennial flax
The Agricultural Utilization Research Institute (AURI) together with the University of Minnesota Forever Green Initiative (FGI) will host the "Discover the Future of Flax: Perennial Flax Field Day" from 9 a.m. – Noon June 3 at the Rosemount Research and Outreach Center in Rosemount, Minnesota. The event is free, and participants should register to attend.
The three-hour in-field event will showcase perennial flax, a new crop with market potential across multiple industries – from landscaping and horticulture to fiber, oil, and more. The plant is currently being developed to thrive within conventional farming systems, offering extended flowering from May through November and the potential for two harvest seasons.
"We see a lot of benefits to growing perennial flax, starting with the beautiful blue fields with their extended flowering for pollinators. It has many advantages over annual flax, with two harvests/year (oilseed), pollinator services, added value for fiber and cut flowers, and heat and drought tolerance", says Dr. Neil Anderson, Professor & Dept. Head of the University of Minnesota, Department of Horticultural Science. Perennial flax is one of the crops in the Forever Green Initiative. "Once harvested, this multi-use crop has the potential to enhance and create markets across numerous industries."
Field Day attendees will be able to view the crop in person to understand its growing dynamics. Plus, a variety of industry leaders and experts will speak about perennial flax's unique benefits and traits and emerging commercial uses in fiber, florals, food, and fuel. The event also offers time for sharing perspectives and connecting with people across the value chain—from growers and makers to sellers and innovators, among others.
"This is a great opportunity for enterprises in the horticultural, cut flower, natural fiber, or food, fuel, and feed markets to explore the potential of this multi-use crop and to give input on continued perennial flax development," says Alexandra Ostlund, Business Development Director of Novel Supply Chains at AURI. "Connecting with other stakeholders to innovate and valorize this emerging crop will help grow industry appetite for perennial agricultural products and afford regional artisans and businesses a chance to lead the way."
To attend the Future of Flax Field Day, register here.
For more information:
Agricultural Utilization Research Institute
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■ 5月18日の松山誠さんFBより
【これから花は売れなくなる→教育プログラムの必要性について】
●19世紀後期から20世紀にかけて、
西欧の人たちが驚いたのは、日本人女性は学校で花のいけかたを教わっている、ということ。指導書もあり、指導者もたくさんいる。花嫁教育の一環ということもあって、花を(水揚げとかいけることまで)扱える、というのは、基礎教養であった。
●いま、80歳代の女性たちは、花を扱い、花をいけることに関して、若いときにほぼ100パーセントにちかいレベルで訓練をうけている。70代では少し減って、60代ではかなりバラつく。
●以上のような人たちは日本の花産業を支える重要な消費者となっていた。そしてそれらの人たちは消費の場から遠ざかっている。
□1930年代のアメリカで
●1929年に起きた世界恐慌により、多くの人が職場を失い、
住んでいる家を出ることになった。
政府は、公共事業を数多く主催して、人々に仕事を与えた。
●このとき、新しい仕事につくための基礎教育をほどこすための施設や制度が活発に動き出し、夜間学校などをふくめて「成人教育」に力を入れられた。そこでは文字を読んだり書いたり、職業訓練をする、といったこと以外に、娯楽的な要素のある活動もプログラムにあったという(健全な娯楽や気晴らしを提供する)。
※地域のコミュニティセンターのような場所がこの時期に数多くできて活動をしていた。
●こうした成人教育プログラムのなかにフラワーアレンジメントもあった。とくに いけばな的なアレンジメントは、経済状態がよくない社会にあって、少ない花で家を明るくできる手法として注目を集めた。
※このような教育があって、花は売れていき、経済がよくなると、家の中に花を飾ったり、パーティで花を使っていくことがあたりまえの社会になっていった。
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■5月18日、山辺町の寺嶋さんから「春から初夏へ」
咲き始め、ミツバシモツケの画像添付します。白花品種です。
花瓶に入ってるのは10本束です。
これから少し出荷します。
紅葉の葉っぱを出そうと数年前に定植してました。山辺町作谷沢の堀切園の樋口さんと栽培情報交換しながら模索しながら養生してます。
ちょっとしたリレー出荷も目論んでいます。価格の過当競争しないようにしています。
花がすぐ散りそうなテイストですが、咲いてからも予想以上に散らないで楽しませてくれます。
レッドレーベルから出荷してた丁字草(ちょうじそう)の花が一気に咲きました。今回出荷したので花出荷は終了です。
ブラックレーベルからはアムソニアとして出してます。
ブラックレーベルの株はレッドレーベルの佐藤昇さん(山形市)の株とは茎の太さがちょっと異なっておるようです。
レッドレーベル昇さんのは和品種っぽいのに対し、ブラックレーベルの株は西洋品種っぽいです。ですので、アムソニアという品種名でだしてます。
アムソニアはもう少しいけそうです。ただ短期です。
株入手時、実生の株かなんかだったようで、いろんな品種が混ざってる感じです。ですので、アムソニア 混合で出してます。
ビバーナム ロゼウム 今回の出荷でほぼ終了です。
ありがとうございました。
よろしくお願いします。