■2025年1月2日
■昨年4月3日、『フローラルデイリー紙』 2023年の決算が大幅な赤字になったことをオランダの花市場は明らかにした。27億円の赤字。
→ Royal FloraHolland hit with €17M loss
2025年1月2日の最新記事でも、最も読まれた記事2024年にランクインしている。
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■日経3日 逆転の世界③ → デジタル植民地にはならない 新興国、自力で経済成長
「データは渡さない」。南アフリカのレラパAIは海外のテック大手からデータ買い取りの打診を即座に断った。
最高経営責任者(CEO)のペロノミ・モイロア(32)が買い取りの話を持ちかけられたのは2023年。アフリカでは英語やフランス語といった公用語の読み書きをできない住民も多く、口語主体の現地語は人工知能(AI)が学習に使う文章データが少ない。
モイロアらは現地語を話す人からデータを集め、アフリカの言語に対応したAIを開発してきた。
コーヒーの名産地である赤道直下のケニアに20年、半導体工場ができた。20歳代の女性エンジニアが装置を動かしつつ半導体の開発に取り組む。運営するセミコンダクター・テクノロジーズ社長のアンソニー・ギティンジ(53)はアフリカ大陸で完結する半導体サプライチェーン(供給網)を築こうとしている。
ギティンジは25年以上、米国の半導体企業で働いた。アフリカで供給網をつくる夢を語っても「クレージーだ」と聞き流された。
それでもインテルの工場現場などを見て回った知見を生かして、18年に母国で事業を立ち上げた。自前で半導体製造装置を設計して組み立てられたのはその4年後だった。半導体の製造に必要な鉱物の多くはアフリカにあり、域内で調達できる。
■日経2日 逆転の世界② → 「汚職やウソにうんざり」 民主制への不信、過激主張生む
多数決を基本に少数意見も取り込む民主主義政治の綻びが広がっている。インフレなど課題を解決できない政治への失望は民主的な統治を否定する声を強めかねない。
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■日経 → 「自由だが公正ではない国」 ルポ・EUの異端児ハンガリー NIKKEI Film 逆転の世界
欧州連合(EU)加盟国の中でもロシアや中国寄りの姿勢をとり続けるハンガリー。時に北大西洋条約機構(NATO)やEUの決定を阻み、ウクライナ侵略をめぐる対ロシア制裁でも結束を揺るがしてきた。オルバン首相は与党連合を後ろ盾に、メディア統制や司法介入を強めるなど強権的な志向を高めている。
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■ 新庄市のハナヤ花店の軽部さん
日経2025年1月2日掲載
漫画から描く地方創生① 山形県新庄市
2024年12月、山形県新庄市万場町のハナヤ花店にチリ人観光客が訪れた。目当ては、同市出身で「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」や「幽☆遊☆白書」などで知られる冨樫義博さんのイラスト。店舗は23カ所の店舗や公共施設からなる「新庄まちなか漫画ミュージアム」の参加店舗の一つだ。