■2024年12月31日(火)
・昨日は、大岐のオミヤの屋根の雪下ろし。二人。
今年の冬は大雪になっていて、あと2回(1月中旬、下旬)に雪下ろしを行う予定。
ゆきおろし → 洋子さん、森のカスミソウ(ともしびそう)
・2024年の我が家の一年草的ユーカリ栽培は2023年から減らしており、ニコリーとパルブラのみ。2025年はニコリーのみ。単価安が続いているため。宇田先生が以下で解説している。
今年、出荷したユーカリが安いとよく生産者から話を聞いています。
以下の赤線は我が家で栽培品目。
・12月31日朝収録 → ラジオおおまた ユーカリ安値
■ 淡路島の宇田明先生 → 2024年の切り花で安値となったのはアカシアとユーカリのみ。栽培が増えすぎた
64品目のうち、62品目は平年より高い。平年より安かったのは2品目だけ。皮肉なことに、安くなったのは人気の枝もの。
アカシア4%安(101円→97円)
ユーカリ7%安(71円→66円)
入荷量は平年比アカシアが34%増(90万本→120万本)、
ユーカリが14%増(440万本→500万本)。
ほかの品目が生産を大きく減らしているのに、異常な増産。
コロナ禍に新規に植えた枝ものは、これから成木になるので、さらに生産量が増大。
もうブレーキが効かない。
アカシア、ユーカリは生育が早い。
手入れをやめて放棄するとジャングル。
環境と生態系に悪影響。
こんなことは園芸業界ではよくあることで、だれも驚かない。
品目に限らず品種でもおなじ。
ひとりが考えていることは、みんなが考えていること。
市場担当者は、ひとりだけに儲け話を教えてくれたのではない。
行く先々の産地でおなじ情報を伝えている。
全国の市場が、全国の産地でおなじことを教える。
適地か適地でないかなんて関係なく。
蓋を開けてみたら・・・
案の定・・・
稲・麦・大豆なら、なんでも国の責任にできる。
花は自己責任・自助の産業。
人気のアカシア、ユーカリを除くと、残りの62品目の平均単価は平年より軒並み高い。
この単価高は消費が増えたからではありません。
入荷が減ったための品薄単価高です。
入荷が平年より少なかったのは64品目中47品目。
入荷が増えたのは16品目。
平年とおなじは1品目。
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■日経 → 5年後、もっと豊か? 「YES」日本だけ半数割れ、2600人調査 逆転の世界 読者アンケート
5年後、「競争が少なく同僚とほぼ同じ給料の会社」と「激しい競争で成果に応じて差がつく会社」のどちらで働きたいかをたずねた。日本は60%が「競争が少ない会社」を選んでおり、世界(37.2%)と比べ安定志向なことがわかった。競争が少ない会社を選んだ人が最も多かったのはタイ(61.1%)だった。
日本の読者の意見として、20代男性は「自分にそれほど卓越した能力がないと自覚しているから」との見方を示した。30代女性は「仕事で神経をすり減らしたくない」と回答した。
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■宮地さんの新聞より
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