プロフィール

12/16月、午後1時30分、若松追手町5-22会津森林管理暑長に申入れ

 ■2024年12月16日(月)雪、曇り


・12月15日、「露地草花 減農薬栽培が可能な品目・品種の選択と栽培の実際」8頁分の初校を終え、PDFで農文協編集に送付。

・藤木久志『豊臣平和冷と戦国社会』(東京大学出版会、1985年初版、1992年改訂3刷)が古本店(草木古書店)から届く。

・矢鍬友広「近世的法秩序と目安往来物」『新しい近世史5民衆世界と正統』(新人物往来社、1996年)を読む。





■ 1月29日、→ シンポジウム「メガソーラー及び大規模風力による開発問題への法律・条例による対応について」




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・午前、通院。


・午前11時15分、追手町庁舎2階、記者クラブに資料12部、投げ込み。


・午後1時25分~2時15分、会津若松市追手町5-22 会津森林管理暑を訪問(事前予約済み、主任森林整備官 佐々木克己氏)し、会津東山・背あぶり地域の国有林を風車建設に貸さないよう要請する。これまでのように個人での申し入れ。

 須田茂治次長、板垣邦之総括森林整備官、佐々木直樹総括事務管理官、大和屋孝主事、佐々木克己主任森林整備官。5名。


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 なお、12月19日午前10時45分、会津若松市長室にて市長宛「せあぶりやま風力発電増設計画への意見と質問」(12月1日に事前送付)が背炙山風力発電建設中止を求める会 (管文雄会長)が行う。市長と15分。その終了後、記者クラブで会見も行われる。


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                国有林(会津山地緑の回廊、会津森林計画区)及び、

                  近傍での風車建設に国有林を貸さないよう申入書


 表記国有林内で風車建設、及び道路の利用、道路新設等含め、国有林を貸さないでいただきたい。

 私は本年2月27日林野庁長官宛(別添)、3月7日関東森林管理局長宛(別添)にも同様の申入れを行っている。また →9月5日は会津若松市長宛、国有林隣接自治体の長として同意しないよう申し入れています。


 本年4月4日に環境大臣意見(別添)でも、イヌワシ、クマタカについて「行動圏の内部構造の解析並びに解析結果を踏まえた評価及び環境保全措置の検討について環境影響評価準備書に記載されておらず、鳥類への影響の調査、予測及び評価並びに環境保全措置の検討が十分とは言い難い」と指摘されている。


 『ダム事業におけるイヌワシ・クマタカの調査方法(改訂版)』(2009年)では、環境省の「猛禽類保護の進め方」で、「イヌワシ、クマタカの調査期間は、「営巣地の発見及び少なくとも繁殖が成功した1シーズンを含む2営巣期」としているほか、「イヌワシは繁殖が成功した1シーズンを含む3シーズン」としている(35頁)。


 また環境省の「猛禽類保護の進め方(改訂案)」では、「イヌワシの過去の生息地での保全措置として、潜在的な生息地も保全し、再度イヌワシが定着できるよう環境を残していくことが必要である。そこで事業計画地と過去の生息地が重複する場合は、えいの営巣中心域の環境改変は避ける必要がある」としている。


 現在、当該地域で風車建設予定事業者3社は、いずれも、猛禽類の調査不足であり、このような状態のなかで、工事用道路(調査を含む)、調査により猛禽類の生息環境に悪影響を与えるような事業での入林は認めないことも必要であり、国有林の貸出等にあたっては、慎重に検討して、貸し出すことの無いように申し入れる。