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11/21木、ミーティングポイント展示会 生産地の苦悩

 ■2024年11月21日(木)雨



・昨日20日は都内は小雨、6℃と寒い。

・展示会でのjfma担当公開セミナー(有料)も無事終えることができた。

・今日の午後は会議2つ。



■昨日は、いろんな人々と会った1日になった。準備した名刺50枚が無くなってしまった。宿のバッグにはもう少しあるので、2日目の今日、明日の板橋市場と、それを持って行く。


■昨年の展示会に来られた方々とも一年ぶりに会った。ご自身の切り花・鉢花等の現況についても話を聞いた。かなり厳しい状況になっている。特に夏、678月の販売が厳しく、小売店の場合は仕入れをせずに閉店(休店)したほうがよい状況になっている。

 書店が閉店していく状況に似ている。


■生産も、かなり悪くなっている。全農各県本部も、各卸に、初期投資のいらない露地草花・枝物の提案を求めている。ユーカリや南天類の国内産地一斉導入の失敗についても話題になった。20日の午後、JFMAブースでの露地草花・枝物産地の苦悶も聞いた。実が付かない、適切な出荷時期に納品できなくなっている。



■11月22日(金)朝の板橋市場の花の仲卸フェアに、7生産団体が来られるようで、その人たちとも懇談する。現況と、今後を聞く。


■11月29日に長野県の大産地に出向くが、その際の資料は20枚ほど送付しているが、語る内容は、大きな話にしようと現在、日々、講演メモを作成している。



■11月18日、19日の和歌山県訪問で、印象に残ったのは、露地ストック栽培の、15cm 7目 フラワーネットの支柱が、木製(木の棒、割木、角材等混用)であったことで、かつてもいまも、露地栽培で使用する道具は、伝統を維持している。80名近い生産者のうち、1名の方が、露地でストックを生産している。灌水チューブを設置したり近代化しているが、風情はかつての時代。なぜそうしたことをハウス内と、露地では異なるのか?考えている。

 25日(月)の奥会津の川のコンセプトについても現在メモを作成している、


■カスミソウの染めについても和歌山県産地から課題を預かり、20日展示会に来場された農学者、品質保持専門家、染料メーカー等に話を聞いたので、それは産地に返す。