田植え休み。
朝から午前中、只見川左岸域を歩き撮影した(35mm1眼レフ、165枚)。
4月には見えなかった植物が伸張し、村落の庭を飾る花も変化している。
まずカラムシが集落まわりの土手に多く自生している。形態から3~5種類ほど(昭和村で言う本からむし、のがらむし、ナンバンカラムシ、ラミー)。
特に小巻にはラミーの巨大葉が見られ、戦前に政府により配布された種子の残存種と思われた。
藤集落は上質の本からむしが集落内に占有しており、過去の産地であろう。野老沢から中山に向かう野老沢水田南端には、大群落がある。藤・小椿・小巻・野老沢・中山・麻生をつなぐ道路沿いは、新しく造成した道路斜面やコンクリート上にも多量のからむしが見られ近年拡大した(種子散布)ものと思われ、これらはナンバンカラムシと推察した。
→ 2016年6月の昭和村のからむし(苧)
→2016年6月12日西会津町のからむし(苧)
→ 2016年6月 山形県のからむし(苧)
--fuji 藤---
からむし
葉裏の緑は、昭和村でいう
ほんからむし(本当のからむし)
種子での生育は難しく
株分け。
美しい緑色
緑色は古語だと、「あお」
これは昭和村大芦にも多い、中間種(栽培品種)
葉裏が少しだけ白い
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葉裏の葉脈がオレンジがかっている。
西会津から新潟県境で多く見られる。
形態からは
ナンバンカラムシ系と考えている。
葉脈・葉裏色を含め中間型(ナンバンカラムシ系)
ラミーと思われる個体 ↑↓
ほうしょうがた六地蔵の裏にもカラムシ
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からむし 苧を
考えます
考えます
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