プロフィール

11/21-27台湾島からむし第4次調査へ からむし、苧繊維交流。

■2018年11月17日(土)

 明日が、埼玉県川越市で板橋花卉の大坂さんの葬儀(通夜)のため、今日に予定されていた千葉佐倉の歴史民族博物館の古文書国際シンポジウムは欠席としました。

 今朝、献本先2を奥会津書房に送付しました。学恩のあった研究者宛てです。昨日の1は話者等。計40冊ほど。

 立川幸一さんのブログで、台湾調査のための新しい機材も購入しセッティングに手間取っているが、渡航のための諸準備が大詰めになっている。18日にスーツケース2個を羽田空港宛て送付する(空港宅配便)。撮影機材・配布資料・衣類等。




■11月20日に上京し、午後JFMAビジネス講座の講師(日本の花の生産地を見て)。27日~30日は沖縄。

11月21日から27日まで台湾島の第4次調査(今回は農文協の生活工芸双書『からむし(苧)』が6月末に刊行されたことを記念してのセミナーも数カ所で予定されている)。苧麻(からむし)繊維交流。毎年11月下旬の渡航で4回目。

 そのうちのひとつが台東での会合で、国立台湾史前文化博物館のFBが紹介してくれている(25日開催。ポスター参照)。

  → 紹介記事FB(28日は誤りで、25日開催です)。






■台湾の先住民族(地元では原住民と尊敬して表現される)の植物繊維、特にからむしと人間の関係を調べている。
 第3次調査の昨年にお会いし台東の集落を訪問したブロン(布農)族の家族再訪(集落内宿泊)と、史前史文化博物館で昼食をご一緒したセデック(賽徳克)族の台中の地区をはじめて訪問する。畑での栽培、道具作り、糸への加工、機織り等を調査する。

 第1次調査で花連でお会いし、その後、拠点の桃園の工坊(工房・教室)や復興区を案内いただいた孫老師。






 → 16の先住民族



 第4次訪問(2018年11月21日~27日)

11月21日(水)羽田→台北松山空港。18時、台北市内で日程打合せ(遠藤由美子さん、馬藍さんらと)。台北泊。

22日(木)台北車站(駅)から高速鉄道で桃園へ移動。孫老師の工房・教室にて午後に、新書発表会(菅家博昭「苧」)。からむし糸績み実演。桃園商人宿泊。

23日(金)桃園の孫老師の工坊にて、からむし実演。夕方、高速鉄道(新幹線)で台中の南投草屯鎮へ移動、泊。

24日(土)草屯から仁愛郷清流地区へ自動車にて移動。セデック族の張鳳英老師の英英工坊を見学。その後、遊漆園か工芸センター(生活工芸館)。夕方、高速鉄道で台北市内へ。

25日(日)遠藤さん、台北松山空港から羽田へ。私たちは、台北松山空港から島内航空便で、台東空港11時着。馬藍さんらと合流し、午後、Ata工坊で新書発表会(菅家)。製糖工場跡地のリノベーション施設。終了後、自動車にて延平郷布農地区へ。民宿泊。

26日(月)終日、布農の阿布斯工坊にて実演会等。夕方台東市内に自動車移動。泊。最終日。

27日(火)台東から台北松山空港、地上移動し桃園国際空港へ移動し、夕方夜、沖縄那覇空港へ。

28~30日 沖縄本島の植物繊維(からむし・芭蕉)調査。