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6/1 23時、帰郷。カエルの声。沖縄・東京出張の感想のまとめ。

■2017年6月1日(木)午後11時に、奥会津・昭和村に帰郷。朝、航空機出発までの待ち時間で那覇の首里城を中央花卉の中谷さんとで見学、10時に空港へ。中谷さんはJAL、私はANAで12:15発。羽田空港着時は雨。空港第2ターミナル駅よりモノレールで浜松町まで。JRに乗換、東京駅。地階のコインロッカー(スイカでチャージする)にバッグを入れて、麹町のJFMA事務所へ。

 JFMA/MPSの事務所では、本多さんに6月下旬の日持ち現地審査について、打ち合わせる。また松島義幸さんとは6月12日の政府農水省からの受託(日持ち事業)の今年の内容について確認をした。20日にはJFMAセミナー(総会も)の報告が日持ち事業なので、内容について打ち合わせる。MPSの花のフェアの小売店・産地の応募状況もうかがう。かすみ草を単品でMPSのスリーブに入れてのフェアについての提案を受ける。現在、シャンハイでは染めかすみ草単品ブーケがよく店頭で売れている、という。その供給元(染めをだれが行っているのか?)についても調査を依頼した。
 コーカサス(アルメニア)のかすみ草自生地の調査についても話をうかがう。
 18時となり、松島さんと市ヶ谷駅近くで夕食を食べて、19時すぎに市ヶ谷駅からJRで総武線・お茶の水駅乗換で中央線で東京駅。22番ホームから東北新幹線の19時後半発で那須塩原駅20時半。そこから自動車で昭和村に23時着。曇り。
 塩原温泉街から多摩ナンバーの3台の大型トラックの後方を走行し田島町内まで。「レモネードの夏」(1982年)という楽曲を運転しながら聴いたが、曲中の設定の誤りに気づくが、それは意図して作詞したものと思った。

 昨夜、那覇で中谷さんがサザンの事務所に3年間、いたころの話を聞いて、80年代のことを考えた。6月2日(金)は四国の産地を訪問されている。
 
 → 中央花卉のブログ   → ともに価値を考える

 → MPSの花フェア
 
■沖縄を訪問して感じたのは、いまが大きなチャンスの時代になっている、ということを確認した。それは「続く価格安」「原因は???」「低迷する花業界」「輸送費の値上げ」、、、、生産地の切り花出荷の販売行為が順調ではない、、、、それは品目を越えて、産地を越えて、そして世界的に起きている、、、、課題がある、ということは、課題を掘り起こすことができれば解決できる、ということで、産地を鍛える。
 そのためには、何をすればよいのか?歴史ある産地は好不況を経験しているので、その経験が生かせる。また新しい産地は新しい取り組みで社会の変化を取り込むことが可能。いずれにせよ、基本に忠実に仕事を行い、その仕事の社会からの要請とのすりあわせを行うことで、顧客からの要望に応えながら、そのトレードオフを見極めることで次の時代が来る。課題は産地を強くする。

 沖縄は空輸の国で、4月からの航空貨物運賃の値上げは、大きな課題になっている。しかし、それは東京・大阪・福岡・北海道でも同じで、いずれ、4月から航空貨物を利用しての切り花の転送が東京・大阪発が事実上止まっている。そのため入荷減となっても販売先が縮小しているので単価安となっている。産地は卸市場を増やすこと(直接輸送)で対応しようと動き始めている。市場間転送が拠点市場(それに付随する仲卸)の拠点たる意味をうすめているので、地方卸への直送の再開を模索しているところが多くなっている。

■私たちは、「かすみ草切り花」の生産・販売を通じて、社会とつながることを仕事としている。また経営は家族による小規模経営であるため、協同の理念を優先して地域の維持のためにも「かすみ草」を主体としている。しかし購買者は、それとは無関係である。はたして無関係なのだろうか?地域とつながるための社会的な購買行動がではじめているなかで、私たちのような小規模家族経営・山間地域の積雪地帯で農業を行うことと、つながる(関係価値)を求める人が多くなっているように思う。

 浜松町駅のモノレールのチラシ










5/31石川から恩納村に向かう道路沿い。
花の店・かすみ園
沖縄県うるま市石川東恩納791−1





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2017-5-22福島民報1面トップ記事
農業の生産工程管理 ギャップ GAP
グローバルギャップでないと意味がない。
花(ブーケ)は東京オリンピックで使用しない。