1/13(月)満席で終了。午後1時30分、からむしのこえ上映(会津若松)

■2020年1月13日(月)曇り、小雨

 午前、昭和村、三島町、会津坂下町(片門・束松事件現場調査)。午後、会津若松市城東町の福島県立博物館。会場は午後1時、受付に人びとが並んでいる。
 東京から郷土昭和村の上映会があるからと、多なる年賀状で会津若松市内と近郊に暮らす昭和村出身者へ上映会へ来るよう促した男性の方も日帰りで列車で来若されていた。

 そのためもあってか、昭和村出身の方の来場が多かった。

 30年前に民族文化映像研究所により制作された『からむしとアサ』の上映会も開催されます。
 1月19日(日)10:30~ 福島県立博物館講堂 『からむしと麻』(民族文化映像研究所制作)の上映。



 大芦の五十嵐良さんら、若松の家族宅に泊まっているようでそこから参加された、という。今後の繊維植物の染めの調査等について相談をした。良さんには会場の方が花束を贈られた。
 からむし生産技術保存協会の皆川吉三さん夫妻にもご挨拶。歴博の内田順子さん、鞍田さん、分藤さん、春日さん等にも挨拶。来村されたからむしの関係者の皆さんにも挨拶(村振興室、教委等)。



 私は駐車場も満車、会場も座れなくなると見込み12時には博物館に到着した。会場の13時に受付には長い行列が出来ていた。入場は無料、予約不要。受付で上映資料等を受け取る。催事チラシを見ると1月、2月の赤坂憲雄さんが出るものがある。

 歴博の内田順子さんが挨拶し上映会がはじまる。
 上映後の座談会は福島県博の小林めぐみさんが進行。





 

 1月18日(土)10~15時、「活かす・生きるミュージアム」講師の一人に赤坂憲雄氏。午後が対談で登壇される。

 2月14日(金)鷲田清一×赤坂憲雄 対談「記憶と人間の方舟として」

 2019年3月の赤坂さんへの辞令は通常2カ年のところ、1カ年しかなされず、2020年3月で館長を終えると言われている。最後の講演となると見込まれる。

 1月13日の午後の「からむしのこえ」上映会に、会津学研究会の皆さんも10数名参加されたが、赤坂さんの送別会を話し合った。

 赤坂憲雄さんなら、どのように感想を語ったのかを考えながら、映像を観た。観ていただけなかったことだけが、残念であった。



 32年前の『からむしと麻』(1988年、民族文化映像研究所自主制作)の姫田忠義さんであれば、どのような感想を持たれたか?


 

 2019年10月19日に千葉佐倉の歴博での上映会で初見、三ヶ月ぶりに観る映像では、画面下の字幕のフォントがゴシック体のいくつか明朝体に変更されていた。あるいはその逆なのかもしれない。


■1月17日(金)午前9時30分、大芦の調査(からむし工芸博物館松尾氏と)。午後1時30分三島町桧原集落誌調査(鈴木さんと)。



福島民友2020年1月14日
3面・4段記事




2020-01-14福島民報
3面・5段記事





受付

上映後の座談会
春日さん・分藤さん・鞍田さん

春日さんは沖縄県宮古島で、からむしの撮影を開始している。
列島の基層文化の記録作業

上映会は200席が埋まり、
後列に立ち見で鑑賞された。
上映後70名ほどが退室し、座談会となった。
昭和村関係者、昭和村出身で会津在住者等は最後まで聴講された。
福島県民俗学会長の佐々木長生先生も来場され、
上映後に席が空いたので、
私たちの後ろの座席に半沢さんと座られた。
久しぶりにお会いした。
佐々木先生が、地球研にいた鞍田さんを昭和村に案内された(焼畑研究会で)。

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会場とのやりとりについては、挙手して司会の鞍田さんが指名した人が2名(田中さん、滝沢洋之先生)。
鞍田さんが配慮して挙手しなかったが関係者として指名した人が4名。
発言順。

1)福島県三春町の田中さん。63歳。

2)西会津町の男性(祖父が西会津)

3)奥会津書房 遠藤由美子さん

4)会津民俗研究会長 滝沢洋之先生
中国・朝鮮半島のからむしについて

5)会津若松市 関さん

6)昭和村長 舟木幸一さん




上映会後、制作者皆さんらは、
昭和村野尻のシェアベースにて夕食・宿泊されたようです。

3月25日 京都・地球研で上映。


映画「からむしのこえ」


[ 日 時 ]

2020 年 1 月 13 日[月・祝]13:30-16:45 *13:00開場

[ 会 場 ]

福島県立博物館 講堂(福島県会津若松市城東町1-25 電話:0242-28-6000)

[ 定 員 ]

200 名(参加無料・申込不要)


[ プログラム ]

13:00 開場

13:30 主催者挨拶 内田順子氏(国立歴史民俗博物館准教授)

13:40 上映「からむしのこえ」

15:10 休憩

15:30 座談会「会津のものづくりの未来像」

監督/分藤大翼氏(信州大学准教授)

撮影・音響/春日聡氏(国立歴史民俗博物館客員准教授)

協力/鞍田崇氏(明治大学准教授)

16:30 会場からの声


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[ 今後の上映予定 ]

常滑:2020年1月26日(日)/café TSUNE ZUNE(常々)



京都:2020年3月25日(水)/総合地球環境学研究所(地球研)



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からむし(昭和村 佐藤郁さん作)


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束松事件現場(会津坂下町 片門)






















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■1月13日午後の、からむしのこえ上映会後の来場者の感想をインターネット(web)のツイッターやFBからひろってみると、おおむね肯定的な高評価が多かった。
 昭和村大芦で、からむし栽培者で記録映画登場者の古老らが複数来場されているので、その「こえ」が聞きたかった、というものもある。
 昭和村では12月に開催され110名が集まり、そこではフロアとのやりとりで生産者もフロアから話をされた。

 来場者は会津盆地からの参加者のなかで、

 ウルシに関わっている(漆芸)人のなかの意見で、昭和村には興味が無い、行ったこともない、からむし製品も高価で興味が無い、、、と思って見ていたが、実は「からむし」を「会津漆器」に置き換えて考えることができるのでは?と気づき、会津漆器=からむし=伝統工芸 として見るようになると、「わがこと」として映像をみている自分に気づき、どのようにすればよいのかを考えたい、、、、雪が溶けたらまず昭和村に行ってみる、、、、という。
 からむしに興味を持たず、向き合わない私と同じく、誰も会津漆器には興味を持っていない、という転換は、当事者は自らのことはよく思うが、それ以外には無関心、、、、という多くの事実を言い当てている。
 どのように伝統に向き合うか、、、、職業(本業、生業)にしない選択(生活工芸=自分と家族が使うものを作る)がとても重要な意味を持つと考えられる。片手間ということが伝統を維持する仕組みではたいへん重要かと思われる。