8/8(水)セレクタ社の新しいかすみ草 グランタスティック2017・ホワイトウィッシュ2016

■2018年8月3日(金)

 5日後、8月8日に、南米のコロンビアから、セレクタ社のプロダクトマネージャーのフェリペ・ゴメス Felipe Gomez 氏が来村される。かすみ草の担当者が初来村される。来日後、北海道視察後に、福島県会津地域を訪問される。

 午前9時に昭和村大岐で試作しているかすみ草:グランタスティックの生育調査後、午前10時に下中津川の昭和村役場に舟木幸一新村長を表敬訪問される。私はそこまで案内し、帰宅するが、その後、セレクタジャパンの小縣信也氏・フクカエン種苗の松永亮氏とともに、昭和村内のかすみ草圃場を巡回される。同夜は会津若松市に宿泊されるため、ちいさな会食の場を設け、会津地域のかすみ草生産者数名(盆前繁忙期のため)と懇談される。

 世界のかすみ草育種会社は、現在、中国への進出を主眼としてマーケティングを展開している。そうした現況を踏まえ、提案しているかすみ草新品種の生産地と流通等について詳細な話をうかがう予定にしている。
 新品種の投入はその企業が、社会変化をどのように認識しているかを反映しており、競合他社との関係のなかで、オリジナルな社会的位置をどの場所に求めているのかを、直接聞くことができる。特に、なぜこの2種を提案するのかを詳しくうかがう。栽培技法が国により異なるため、その栽培技法の違いも重要。現在、昭和村では多様な栽培技法(プラグ直接定植、摘芯プラグ定植、仮植、切り戻り摘芯、2回摘芯等、それぞれの経営スタイルに適した方法を各生産者が創出しており、そうした現況は今年から再開された圃場巡回あぜ道講習会で知ることができる)が採用されている。安定した6月に定植ししっかりと根を張らせ、開花時期から逆算して7月の高温時に、多様な摘芯方法が採用されている。7月中下旬に定植するよりも成果があがっている。就農時に学んだ摘芯・定植技法を固守することは、新品種の多様な生育特性を生かすことにつながらず、自らの技法の見直し・更新のための、村内他者の圃場視察がかかせない。


 世界のかすみ草はイスラエルのダンジガー社、エクアドル等に拠点をもつエスメラルダ社、そして欧州に拠点を置くセレクタ社が新品種を展開している。アメリカのボール社もバラ・カーネーションの大規模産地で、花束加工素材としてミラベラというかつてのBF系と思われる品種が導入されている。

 セレクタ社は、プチパールという一重小輪種(草丈も短い)、銀河・銀河ウェイ(現在昭和村大岐で私が栽培、出荷中)、世界的には晩生種のブロッサムが栽培されている。ブロッサムについては、かつて同社のパートナー社であったカネコ種苗(群馬)から依頼され岩下圃場で試作した経緯があるが夏秋産地での定着は難しかった(現在セレクタ社はフクカエン種苗・ミヨシからかすみ草苗を供給している)。
 銀河・銀河ウェイとプチパールは昭和村等でも栽培可能な品種群となっている。

 → セレクタ社の日本語のかすみ草のウェブサイト



  12~13ページ →  Selecta FloralNews Winter2015  Published on Jan 28, 2016  




Selecta FloralNews Winter2015  
Published on Jan 28, 2016  
フェリペ・ゴメス Felipe Gomez 氏による新品種紹介記事




ホワイトウィッシュは2017年から大岐でも試作
グランタスティックは2018年、今季に試作中(開花)



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■8月8日午前10時に表敬訪問について、本日、私から、関係各社にプレスリリースする(予定)。→ 昭和村役場側の担当者は産業係の山内康次係長。

昭和村役場 産業係
〒968-0103 福島県大沼郡昭和村大字下中津川字中島652
TEL 0241-57-2117(直通)FAX 0241-57-3044(代表)

 8日の圃場巡回日程等は、セレクタジャパンの小縣信也氏まで。