6/20(水)夏至。会津田島の花作り(会津MPS連絡会) 雨降る。

■2018年6月21日(木)曇り

 6月20日は午前4時ころから正午まで、しっかりと雨が降りました。5月29日以来のことです。久しぶりに傘をさしました。
 午前11時、スミカの柿沼氏が来岐され、ことしのかすみ草試作苗を植え付けた圃場を確認していただきました(63品種)。大阪に本社がある会社ですので、今回の地震についても情報を得ました。月曜朝の地震であったので、会議はすべて中止になったようです。正午に宅配便でかすみ草試作苗(これは営業試作で1棟定植する分の初回納品)の品質確認をして柿沼氏は次の訪問先に向かわれました。この春から栃木小山から習志野勤務となったのですが、会津のかすみ草は継続して担当されています。

 昨日、今日と、高田梅(おおきなウメ、会津高田町産)をいただいたので、漬ける、ということで、シソの葉と、氷砂糖を買うこととなり、少し早めに会津田島に行きました。昭和村両原から南会津町浅布(麻布)までの舟鼻峠の南会津町側は舗装をはがして改修する工事を所々で行っており、ダンプの通行が多く、狭い道で少し難儀します。

 会津田島のタデウガ神社前のダイユーエイト(ホームセンター)の北側に、リオンドールの移設店舗が建設中で、それもあってかヨークベニマル田島店も改装中で、ポイントカードシステム(押印)も始めていました。

 少し時間があったので、カフェ・ジーママで、購入し到着したばかりの6月9/10日に浜松市内で開催された木簡学会(古代)と福井大学の東村純子さんが基調講演された日本の古代の手工業集会の資料集を読みました。古代の機織り・制度等についての最新事情と、藍染めの歴史がかなり古くなることが書かれていました。5月に東村純子さんから集会案内をいただいたのですが、当方シゴト等でこの集会には参加できなかったので、事前に主催者に有料での資料集購入を依頼していました。
 台湾島で現在も使用されている輪状式腰機で、60cm幅の麻布も織られていたという最新学説等も紹介していました。その引用文献を今後購入しなければなりません。千葉県南部の望陀布(もうだぬの)の織幅に近い広幅のものです。それが麻(苧麻・大麻等)織りの地機(いざり機)に技術進化していく、、、、一方、絹織りはタカハタが初時より大陸から導入されている、、、

■6月21日(木)は、未明より、かすみ草採花KB20の4回目、染色(5箱分)。明るくなれば、営業試作のFG534「さわさわ」かすみ草の定植作業(7時終了)。プラグ苗を直接圃場に植えました。
6/21 04:30 夏至

夏至をすぎての定植、育成には技術が必要。
夏至までは栽培容易。

スミカの営業試作苗FG534 「さわさわ」
(試作品は採花し販売する=営業試作苗)




 午前8時30分に三島町川井の集荷所に行き、出荷開始の集まりに出ます。五十嵐陽二さんのマリーベールかすみ草(スミカ)の無加温促成栽培の出荷がはじまっており(18日)、次いで、角田亀好さんのベールスターの出荷が21日から始まることとなり、三島町役場の広報係の取材(毎年出荷開始時に行われている)の日となりました。
 名入の山びこの荒屋敷遺跡展も、もう一度見ます。その後、昭和村に戻り農作業を継続します。
 正午にファーマーズカフェ大芦家で、フクカエン種苗の松永亮さんと懇談することになっています。同社扱いのマグネット(エクアドルのエスメラルダ社育成新種)かすみ草についても生育状況を圃場で確認します。またグリーンミストの生育状況も確認します(大岐圃場)。
 →7月7日(土)11時に都内表参道の青山FM本社6階のフラワースクールのハナキチで開催されるかすみ草の話についての資料PPTも作成しなければなりません。



 22日(金)は群馬県伊勢崎市のカネコ種苗の試作開花調査に行きます(かすみ草新種開花・トルコギキョウ)。都内から数社卸市場の担当者も来られます。
 
 23日(土)は、午前に会津田島に来られた大田市場仲卸の中央花卉の中谷さんが、午後に大岐まで来られる予定です。今週開催中の沖縄の太陽の花のフェアについて話をうかがう予定です。昨年5月末に沖縄県内で中谷さんが講演された際に私も同行取材しました。東南アジアの都市のかすみ草消費動向調査もされているので、今回は詳しい話をうかがいます。開業以来、日本のかすみ草販売で実績を持つ中央花卉(かき)の今後の展開についても話をうかがいます。

   → 中央花卉ブログ
  

   → 昨年5月末の沖縄太陽の花の生産者大会

   → 今年5月20日の香港市内(中国)の染めかすみ草

 6月は夏秋産地に切花が切り替わるので、卸関係者が多数奥会津各地を訪問し作柄調査等をされます。そうした視察調査時の通過場所として当地にも関係者が来られます。



 6月24日(日)は大岐の「おあたごさま」(愛宕様)の祭礼日で、朝に参道草刈り、午前10時に大岐センターで集まりがあります。夕方は会津坂下町に行く予定です。





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■6月20日(水)15時から18時まで、南会津町田部の土っ子田島ファームで、会津MPS連絡会の勉強会が開催されました。会場は湯田浩仁さんの栽培圃場、作業場で松永亮さん(フクカエン種苗)のオランダ花報告(最新事情)がPPT、スライド写真で行われました。20名の参加です。塙町の有村さんも参加してくれ、福島県内で現在MPS-ABCに参加している3名がすべて参加しました。

 かなり重要な報告会となりました。今後、日本の生産者として品目間の競合も含め、どのような品目転換、また消費者の意識したプロモーションのあり方等、示唆を受けました。東京等での開催についても今後、検討していきます。松永亮さんはオランダ国内の花の生産現場・流通・小売り、、、室内装飾の造花のトレンドまで調査されています。

 今回、会場提供をしてくれた湯田さん宅では台湾からの研修生1名が研修しており(継続して毎年来ている)、外部からの視察者も多くなっています。22日は群馬県のカネコ種苗の視察会に、私もご一緒するのですが、23日(土)には高知県からの生産者視察団が来られるようです。

 南会津町(南郷村山口台)の月田禮次郎さんも参加されたので、今年のヒメサユリは、春のイノシシによる球根食害、切花は1週間ほど早くはじまり、現在ほぼ終えた、、、、野生草花の愛好家が全国から来園され、、、、対応に時間を費やした、そうです。
 また会津田島の若手生産者の皆さんに話をうかがうと、電照加温促成のかすみ草栽培では極早生の「みやび」(スミカ)が5月下旬から出荷はじまりほぼ終了、3月ビニル被覆の無加温の早生系かすみ草が今日(6月20日)から出荷となった、、、、ようです。就農数年の方が多く集まってくれました。


 社会の変化(世界の花業界の変化、日本での変化、生産者の取り組み等の変化等)に、どのように、産地の現況をすりあわせていくか、、、、今回は根源的な展望について、夜遅くまで議論しました。
 特に「農業生産現場から見える風景の価値」とは何か?を考えました。「グラミネ」というカテゴリーについて熱く語ったオランダ人の23歳のウオルター・ヨンキン青年には会ってみたいです。「季節を迎える花を買うよろこび」という消費者の心につながる提案については、新しいオランダの流れと感じました。


湯田さん圃場視察会

枝物

久しぶりの降雨の後で、、、、




土作りとは圃場の石拾い、、、

カラー圃場


リシアンサス圃場(トルコギキョウ)

15年目のアジサイ切り花圃場
栽培技術が確立し、となりに1棟増床されている。
両側の高さ60cmほどに散水チューブが設置されており、
ここから真水を5分ほど散水するだけで、
ダニ発生が無くなった。
それまでは静電噴口など殺ダニ剤を利用しても
発生を止めることができなかった、、、、


松永氏の講演


資料


作業場にて報告を聞く(土っ子田島ファーム)



オランダ

オランダ


リシアンサス(50日開花)



ピスタチオ切り枝

かすみ草 マイピンク

新しく開設された仲卸 アゴラ agora



バラ咲き(八重)の新しいユリ

ササユリ系の新品種


グリーンミストと、ユーカリ(ニコリー)


カラーの出荷をしています。
来月からはトルコギキョウ、、秋には白いアジサイ、、、


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■6月20日(水)に農協から届いたファクス市況連絡表によると、20日は249箱の出荷。22日(金)は380箱の出荷を見込み、卸市場出荷先を仙花・仙台生花・長野中央・するがについて開始するようです。福岡の三和陸運の井上社長も来村。来週25日(月)より、なにわ花いちば・京都生花への輸送も再開するようです。


 20日(水)アルタイル105箱、ベールスター103、マリーベール20、エクセレンス2,染めカスミ12、その他7。


2016年と同じ推移(少ないが、2015/2017年よりは多い)
過去の出荷箱数データから私が作成しています。