2018/6/16(土)霧雨。かすみ草の脇芽欠(掻)き作業。品質を決めるシゴト。

■2018年6月16日(土)霧雨。気温13度。

 5月5日定植(3月1日苗、15日にポット仮植・摘心し管理)の極早生かすみ草エクセレンス、銀河の脇芽欠き作業。
 脇芽欠きは、ハサミを使うようになると、すでに時期として遅い。
 生育適期は、約15~20cmに張り貯めたフラワーネット(倒伏防止)を越して芽が伸びて、脇芽が手で欠ける大きさ(1~5cm長さの脇芽)のものを3~4段取る。
 取った脇芽は「み(箕、ブリキ缶で手製)」に入れて圃場外に搬出する。株あなに出ている草も手で引き抜く。
 この際、虫の食痕、糞等に気をつけて、その株にはマルチに印を付けておく。後に作業終了後、ハウスに入る必要がなくなった際に、その株だけに植物保護剤を散布する。病気等にも留意して観察する。

 品種によって、最初に伸びる芽が大きく、その後小さな芽が順次伸びる(エクセレンス)などは最低2回の芽欠きを生育に合わせて行う。
 手で芽をポキッと折ると、傷口は残らず、収穫後の茎の処理がたいへんらくになる。行為を呼ぶとすれば「脇芽折り作業」が正しい。
 そのため日中晴天日は、植物がしおれて柔らかいので折りにくくなる。早朝、夕方、曇雨天の作業となる。

 最終的に、草丈が決まって、開花の様子がうかがえる時期に、長さをみて、結束部分の脇芽を除去するが、硬化しているのでハサミを使う。

 かすみ草の手入れといえるのは、この生育に合わせた脇芽欠き作業ぐらいなもの。唯一の植物へのはたらきかけになる。脇芽を適期に除去することで、残った上位節のボリューム(大きさ)が充実し、草丈の伸長を助ける。競合する栄養分を採花し出荷する茎枝の充実に利用させるので、株と1本1本の主幹(主茎)の状態を見て、脇枝を欠きとる。その作業がゆいいつの管理作業と言える。
 かすみ草は根元を充実して芽を多くおかないと風で倒される。そのため、脇芽欠き以降は直接風をかすみ草株に当てないようにすることと、フラワーネットを少し上げて調整する。上部が大きく、下部に芽が無くなると、倒れやすくなる。露地栽培ではそれに注意するが、現在は前ハウスにスソに防虫ネット(防風ネット)を巻いているので、雷雨等の上からの強風雨で倒されること以外は心配が無い。








↓銀河(かすみ草中生)




↓(極早生)エクセレンス


最終的には、採花85cmで採花し、
室内作業場で80cmにして
結束部15cmの枝葉を除去する。
そのため採花位置から20cmの
脇枝は不要になる。
脇枝掻きが適正であれば
採花後の作業がとてもはかどる
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蝶蛾類の幼虫の食痕

見つけたら指でつぶす

産卵 葉ごと切り取り圃場外に搬出