5/31(木)矢ノ原かすみ草圃場巡回、、、『三島町史 近世資料編』発刊。台湾台東の苧からむし打葉。

■2018年6月1日(金)雨。

 昨夜より降雨。また、寒くなっています。6月1日の午前中は朝はハウス内の定植かすみ草への株元灌水・越冬株かすみ草への頭上散水。露地部分は降雨のため不要(今後、株元にもみ殻クンタン処理)。朝から、洋子さんは2本目のからむし織り中。

   午前9時、バラヤマ共有地の集まり。

 昼前に届く予定のかすみ草新種・晩生種のホワイトビクトリアのプラグ苗、昼に圃場に定植する。

 午後は、山形県米沢市(寺の墓碑調査)。2日午後は会津坂下町塔寺で会津学研究会例会(八幡コミセン)。3日午後は会津坂下中央公民館で福島県中世史研究会例会。

 

 『三島町史』の第1回配本の、第3巻資料編2近世が届いた。1380頁。6000円。三島町の交流センター山びこで購入できる。1597年から幕末までの595点を収め、角田伊一氏が解説をしている。滝谷山ノ内家・桑原河越卿家・大谷二瓶八郎家の江戸時代(近世)の各文書が中心。
 6月5日からは、国指定となった「荒屋敷遺跡」(縄文晩期~弥生初期)展も、山びこで、行われる。


第1回配本
三島町史 近世資料編
第3巻 資料編2 近世

 
 5月31日、会津盆地の病院での受診が終わり、借館のため会津稽古堂へ(休館でした)。その後、三島町宮下の奥会津書房で遠藤由美子さんと6月2日午後1時からの会津学研究会例会について打ち合わせた。また『会津学・別冊』についても協議した。
 大谷川左岸に建つ奥会津書房の古い平屋の事務所では、アカショウビンの鳴き声も聞こえはじめた、ということだった。打ち合わせ時には、サシバ(南方から渡ってくる小型の鷹)が盛んに鳴いていたので、営巣していると思われた。2日の報告者の武藤弘毅氏からPDFで発表予定資料が送付され、今朝未明にも追加資料が5枚メール添付PDFで届いた。板小屋のかなり充実した国際比較が可能になる。
 私は、旧石器・縄文・弥生の最新の研究動向を、それぞれに実際の本で紹介する。そのリストを作成した。


6月2日午後1時~ 会津学研究会例会で
中国と会津の板倉について報告する
武藤弘毅氏の資料より。
かなり重要な報告になります。
先着20名には武藤氏から資料配付があります。


現代に応用される板倉工法
(三島町 佐久間建設)


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■6月9日(土)午後2時、昭和学講座(昭和村公民館)、「織姫の語りから」静岡市 久島桃代さん。10余年、奥会津のフィールドワークをされた成果が示されます。

 同夜、ファーマーズカフェ大芦家で、NB公演。

■喜多方市教委文化課から平成30年度 第1回市史セミナーのお知らせ葉書が届いた。
 6月16日(土)午後1時30分、喜多方プラザ文化センター2階視聴覚室にて、「会津藩士の戊辰戦争」 講師は若松教委の近藤真佐夫主査。入場無料・申込み不要。

■6月29日(金)昭和村公民館前8時45分集合、9時出発で、マイクロバスで移動しながらの、昭和村文化財講習会(小野川分校民具整理、両原喰丸、佐倉のからむし工芸博物館等)。申込みは公民館。正午前に公民館帰着解散。


■東京の石塚氏より提供された下野国分寺跡の資料を見ると、輪状型の機織り埴輪を出土した6世紀後半の甲塚古墳と下野国分僧寺が隣接していることがわかる。
 「苑」で栽培したアブラナから油を搾り、燃灯供養などに使用した、という。
 奥会津でジュウネン(エゴマ)も、油をしぼり、灯明(あかり)とし、あるいはウルシの実からロウソクを作りこれもあかり、として、特に寺院等に奉納(販売)。
 あぶらを植物から得る、、、、ということが現代では思い浮かばないが、5月に開催された焼畑の記録映画を見ても、野生の茶木に成る実からあぶらを得た、とある。椿なども実からあぶらを得る。


■生活工芸双書『こうぞ・みつまた』が農文協から刊行された。楮・三椏の栽培等から品種まで詳しく再現されている。樹皮の外皮を利用するわけだが、それはカラムシを剥ぐようにし、そして製繊する。皮を剥いで得た材料を「そ」と呼ぶように見える。コウゾの「そ」であり、コウゾの品種を見るとアカソ・アオソ・シロソなどの地域呼称がある。

 一般的に繊維取得・衣料原料にする植物類から得た材にも「そ」を呼称としている共通点がある。

 わかってくるのは基層文化の共通項で、皮を剥いで、それを精製していくなかで、繊維、糸にするもの、砕いて紙にするもの、、、等、素材に違いがあっても、呼称にはそれほど違いが無い。つまり、糸・繊維・紙は共通の技法が援用されている。道具も似ている。

 毎日、農文協編集部の松原さんから、編集・校正、確認等の電子メールがあり、返答しているが、6月25日頃に、生活工芸双書4回目配本の『からむし(苧)』の本が刊行される予定である。


5月25日刊 第3回配本 3000円


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■→ 山形県酒田市ではアルタイルが平年より2日早く開花。

 → 会津本郷(美里)圃場の越冬株ベールスターも開花


 
■5月31日午後3時~5時、昭和村の矢ノ原高原圃場巡回の様子が立川幸一さんのブログに掲載されている。→会津っ子日記。写真はそこから転載。

やのはら高原
かすみ草圃場巡回
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■台湾の桃園市の苧麻研究者で多くの体験会を台湾島内で主催している孫業琪老師によるカラムシ(苧麻)の繊維採取の体験会がブロン族(布農族)の台東市延平郷の村で開催されている(FB頁より引用)。
 台東の布農族の特徴は圃場(苧麻田、と表現。田とは畑のこと)で生育に合わせて打葉を行い、葉落としという技法が採用されている点にある。



打葉されたからむし

剥ぐ 孫老師

剥いだ繊維から外皮をはずし、洗う