5/1(火)ユーカリの仮植、柿渋木地とウルシ

■2018年5月1日(火)

 今日から5月。午前中は現地審査立会。
 かすみ草越冬株をあと1棟、晩生種のホワイトビクトリアの枝剪定、ハウスビニル被覆(川流 右)。


 昨年、大岐の大田(下)で2品種試作した(銀世界・ポリアンセモス、9月24日出荷、フクカエンの松永亮氏からの栽培試作の提案)。
 今年4月下旬に播種した2品種(レモンユーカリ、シルバードロップ)のほか、定植苗購入で今後、5品種(銀世界、グニー、オルビフォリア、ウェブステリアナ、プリアンセモスが入荷する。ユーカリは昨年から雑誌・消費現場で多様されている。特にドライフラワー原料、スワッグとして注目されている。
 夕方より2日はユーカリの稚苗のポットへの仮植作業。3品種(ポリアンセモス、ウェブステリアナ、ブリッジシアナ=緑葉赤軸アップルボックス)、2000株を育苗する。合わせて9品種を今年は営業試作する。

 ユーカリの栽培は2018年3月中旬に視察した →(web)静岡県浜松市のように大木管理だけではなく、近年1年草としての作型開発が進んでいる。春に種子を播(ま)き、密植して花束に使いやすい短い規格で出すことが行われている。雪国では越冬できない場合がある(新鶴の菊地敏雄さんのユーカリは越冬し大木になっている)。
 特に前者は喜多方市雄国地域など段ボール横箱出荷。後者は大木での管理もあるが、花職人会津の山内庄一郎さんは13品種ほど播種し夏秋収穫しエルフバケットでの出荷(2町歩転作のうち4反歩ユーカリ)。農協の北会津の生産部会でもユーカリのエルフ出荷が増えている。農協退職された遠藤忠一さんらはブリッジシアナ等を栽培。
 ユーカリは樹の成熟と、前処理(水揚げ)の課題もあり、クレーム率も高いが、解決策はある。

■→ ケニアの花農場2カ所(70ヘクタール)閉鎖へ(英文)
 
 → エチオピアの花、86農場、アフリカ2位。

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■ 5月3~4日不在
5月7日(月)通院2カ所。午後3時歯科。
5月8~10日 三島町かすみ草圃場巡回(3名の全圃場・2時間程度)
5月11~12日 新潟県調査、12日午前アンギン岩田氏、午後十日町市焼畑記録映画上映会2.


■4月30日、三島町史編さんの集落誌調査を1年間担当してくれた松崎大氏の最終日。20歳代で、都内の大学院で学ぶ彼には、現在の歴史学の課題を含め、多くのことを教えていただいた。感謝する。5月1日に自宅の郡山市内に引越トラックとともに帰郷される。
 

 
■4月14日に山形市内の紙月書房で購入した『季刊銀花』第14号夏(1973年、文化出版局)は特集漆(うるし)。
 近代、会津に来た漆掻き(うるしかき)の多くは福井県河和田からであった。その漆塗りの下地には柿渋(かきしぶ)が使われていることが、書かれている。
 漆産地と柿。柿が果たした産業連関図として「柿渋」は、アサの網(特に漁網や、酒造での蒸し布)の塗布剤として利用された。



柿渋下地を塗る道具もある