4/24(火)雨、かすみ草生産の減少(価格低迷)、シャンペトルというトレンド

■2018年4月24日(火)雨。

 本日午前、歯科通院。

 昨日までのかすみ草用ハウス建設の継続(再建、冬季解体)。角畑2、川流3、岩下1の天井接続残り。昨日は晴れたが、風が冷たかった(半袖で作業)。
  → 森のかすみ草「春の一歩」更新

 24日は夕方より会津若松。スミカの柿沼氏来県、本年度(四年次)かすみ草原種試作打合せ。当初昨年までの3ヶ年で終了の予定であったが継続になるようだ。
 夜は、田島のMPS湯田浩仁さんと5月15日等の打合せ(フクカエンの松永亮氏が6月渡欧予定で、帰国後、「草花の未来・花き栽培の現状」で報告会を会津若松市内で6月~7月に計画している)。

 





下段の昭和村の資料は草花類含む(少量)、
4月10日総会資料より
出荷量が9%減少し、高値であった(2017年)

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2017年のかすみ草(都内卸集計)
7月から9月のみ、良かった。

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 大田花きの磯村信夫社長が、構造変化している花き業界の現在を毎週月曜日にコラムで書かれているが、4月24日は、フクカエンの松永氏が会津に来られるたび語っている(2016年から)「トレンドはシャンペトル」と同じ内容であった。

 「大きく立派なものよりも、草花を使って欲しいという要望が大きいそうだ。宴会場担当のフローリスト・リベルテさんは、センスと人手が多く必要となっている。アッパークラスの人達は本当に、文化と自然を取り込む」

 → 磯村社長のコラム(4月24日)近未来予測


 葉も残す。2016年7月 野に咲いている葉や花をさっと束ねたように自然なのに美しいシャンペトルブーケ。ユーカリ類の復活。植物本来の姿を楽しみ、四季を身近に感じることが出来る。グリーンが本来持つ姿や色、特性に美を見出し、丁寧に、葉を払い、枝を溜め、束ねていく。このブーケを暮らしに取り入れる人が増えているということは、自分らしい生き方や時間を楽しむ人が増えてきている → シャンペトルとは? フランス語で田園風・田舎風

 
 4月17日の午後にJFMAの花のビジネスセミナーの上級編の修了式後、大田花きの宍戸純氏、JFMAの松島義幸さん、法政大の小川孔輔JFMA会長らと懇談した。その際、首都圏のどの小売店を見れば、トレンドが理解できるのか?という私の質問に、宍戸氏・松島氏は同じ店名を教示された。またその理由と、立地商圏の背景(店頭を指示している購買層)も聞いた。そのなかのひとつにリベルテがあがっていた。
 小川先生は、オーガニック(野菜)についても、トレンドが花に似ている(花が似ている)。新しくはじまるその共同研究についても話を聞いた。

 かつて栽培(国内・国外)され少なくなったもの、昨年からドライフラワー(スワッグ)などに需要が高まり、ワイルドフラワーなども増えている。大田市場仲卸街20店で、フローレ21の店頭ではそうしたドライフラワーのブーケ、素材が日常的に販売されている(仲卸の担当者にも話を聞いた)。冬季にモンソーフルール銀座店で藤原店長にもドライフラワーブーケについて動向を聞いたが、売れており、輸入商社がブーケで扱っており店頭では手間が不要なのだという。
 
ブーケで販売 4月18日早朝 都内仲卸

ドライフラワー


 
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■流通小売業の社会変化への対応については、身近な小売店舗を定点観察していても理解できる。YB郡山横塚店は衣料品売り場を改装し総菜にし、来店頻度・来店そのものの魅力を高めようとトライアルがはじまっている(4月6日店舗訪問、4月11日日経MJ記事・スーパーラント、20~30店改装)。アマゾン(Eコマース)への対応。

 
■昭和村役場の産業係の、かすみ草担当の山内康次さんから『昭和村カスミソウ栽培指針(平成23年版)』を送付していただく。現在、改訂作業中とのこと。
 今年は新規就農される方が10名近くおり、現場での照会が多くなっている。役場が指針としているところを理解して伝えないと、現場が混乱するので、資料は目を通した。
 現場では多様な技法が進展しており、だれの意見を聞けばよいのか、就農者も混乱している。土地により経営方針により技術はことなるので、自分が基本とすることと応用した変更点の意味を考えるとわかりやすい。

 
■大芦の大坪A遺跡(縄文時代前期~中期)の落とし穴遺構(トラップ)報告書は化学分析(AMS年代測定、樹種同定)が行われており、先日来岐したアメリカアリゾナ州立大学のサンデル夫妻(考古学・人類学)にも贈呈した。サンデルさんはシリア、フィリピン、奥様はニューギニアがフィールド。
 村教委の渡辺氏によると県内教委等を中心に74カ所に献本が終わっており、発掘調査に従事した村内の人たちにこれから送本する、という。
 本格的におこなわれた発掘調査なので、今後、この報告書をもとに、自主的な学習会を提案している。
ヤマザクラ、ブナの萌芽

ウルシの木(里ウルシ)の跡地


角畑2棟


岩下(下)



4/13播種 indigo

菊地敏雄さんのサクラコマチ(シレネ)
(花瓶には消費者用品質保持剤)