8月1日(火)雨。フラワーネット張り、株草引き抜き、、、、台風対策(ハウス屋根はずし)

■2017年8月1日(火) 雨

 8月になった。この1週間、家屋・作業小屋まわりでヒグラシ(セミ)が飛来しよく鳴いている。通常朝晩・曇雨天時、、、陽光が出ないときに鳴く(ハルゼミはこの逆)のだが、日中陽光の時にも鳴いている(異変か?)。
 
 月末・月初はカスミソウの生育調査をして、病害虫の確認、行う作業の優先順位をあらためる。すでに定植晩限(標高730m。7月23日ころ、圃場での2回摘芯技法の場合は7月15日定植まで)となっているので、定植は終了している。
 
 雪下越冬株の季咲き収穫作業(出荷)を優先していた7月を見直し、秋作管理を優先する(採花する花は残花の枝2S主体、80cm2Lは毎日数箱は採花・染めている)。園芸作農家の場合、収穫物を販売することが最優先で、販売しなければ栽培している意味が無い。しかしそれを優先順位をつけて次の管理も考えていく。

 台風が北上していて、通常はテレビニュース等の気象情報で台風の予報を話すようになると3日で来襲するので、ニュースを聞いたら即応しなければならない。今回の台風は迷走しており、5日頃に来襲する見込みで少し時間がある。
 採花終了、採花放棄をしたハウスの屋根ビニルを除去し、残ったハウスのマイカ線の補強等を行う必要がある。



 栽培の優先順位も月初に見直すが、販売結果についても月末までの経過を数年の経過と比較して、8月、9月の営業提案の制作(MD)を見直すことが必要になる。
 そのためには4~6月の花の第1四半期の花の全体市況の整理から行う。

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 仕入れ価格帯特に量販店が仕入れない → 大田花き 磯村社長 白キクの安値

  → 磯村社長 キク利用への提案を消費者へ、、、、

  → 売れないと仕入れる資金が不足、、、
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■白菊が盆前の需要期となり、高騰しはじめている。
 2017年4月から6月までの卸市場でのキク単価は前年比の6割~8割(つまり4割安、、、)となっており、花類でも前年比9割で推移(つまり1割安)。
 カスミソウを昭和村産でみると前年比の7割価格で推移(3割安)。
 越冬株が終了し、8月31日(月)が今季最大量の1708箱(2015年7月28日2250箱、2016年7月26日1639箱)。このあと新植カスミ開花分で8月盆前を対応することになるが1昨年同様の推移だと900箱程度での推移を見込む。
 白カスミ草が高騰すれば、染めカスミソウを行う生産者はだれもいなくなる。


 盆前(8月上旬)は、受注対応が逼迫するため、売り手市場となるが、8月中下旬から9月上旬の販売営業(フェア提案や染め提案)をしておかないと昨年のような最低価格での販売(9月11日にアルタイル80cm2Lで1本89円)となる。
 8月上旬の受注対応に追われるなか、盆あけの大量出荷・安値基調の販売を考えることは容易ではないが、昨年はそのような無策のなかで、最低価格が9月中旬に来る、という結果となった。8月の1ヶ月の営業提案が、今季の成果を左右する。
 7月末現在で、売り上げは9千万(昨年は1億2千万)で前年比で76.4%と、25%安の結果となっている。このまま推移で年度終は2億8千万となる(昨年は3億7千万)。

 営業提案は再生産価格を割り込まないための価格帯(中値@150維持)と、次年度も利用していただける価格帯での提案・営業となる。
 2015年11月からのカスミソウ暖地産の価格低迷が続いている要因は予約相対価格の高値維持(通常@175を、2015年11月に200円へ、2016年11月には220円に値上げしたことが多くの顧客を手放した。カスミソウ離れの要因を自ら作った)の提案が主要因になっている。中値提案で買いやすい価格帯で、購買口数を少なく、しかし顧客数は増やし・確保すべき時代になっていることに逆行している。

 通常のあきないでは、前年比の顧客数の増加を課題にして、買上点数・価格は次の政策で対応する。最初に間口を狭く、さらに高値提案で顧客を不在にしているのが現在のカスミソウの主産地の誤ったMDである。